2023年02月09日
『DANGER CLOSE 196X』Ver.3(仮)第5特殊部隊群分遣隊の被服について
1964年頃の第5特殊部隊群分遣隊員の装備について


1964年、ベトナムに軍事顧問団の一員として派遣された第5特殊部隊群のバーノン・ギレスピー大尉。ベオガム(ベオギュンと呼ぶ方が現地での発音に近いようです)迷彩服も相まって、非常に格好いいですね。
M1956LCEに、サバイバルキットポウチ(リザーブ)を右腰に縛着しています。
ベトナム戦争時全般での迷彩服に関しては、かなり研究が進んでますね。残念ながら、私は全く区別がつきません…タイガーストライプを一目見て「ADSですね」とか判断できる人には羨望の眼差しを向けます…武装親衛隊迷彩ならば分かるんですが…

さて、ベオガム迷彩についても研究が進んでいますので具体的記述に関しては省略します…分かんないんだもん。
以前、香港のEA社でリプロダクトの戦闘服と帽子が販売されました。EA社、最近は表立った活動してないんだよな…オーナーは501大隊の活動報告ばかりかな。
日本国内アパレルブランドからも発売されましたが、泥だらけにして遊んでも構わないような価格帯ではなかったかな。
ミリタリー物販イベントでは、たまに見かけます。この前のビクトリーショー会場でも2着は売られていました。メーカータグまでは確認しませんでした。

TCU 1st(Tropicana combat uniform)、いわゆるジャングルファティーグ初期型を着用してM16(M602)で射撃訓練中?のギレスピー大尉。右手には高地民族からの友好の証、バングルが確認できます。

こちらは場所は異なりますが、同じく第5特殊部隊群の某少佐。装備状況が確認しやすいですね。


こちらはOG107を着用したギレスピー大尉。上着は半袖に、トラウザーズにはカーゴポケットを追加しているようです。ジャングルブーツはブーツジッパー付きです。個人的にはブーツジッパーは苦手ですな…
第5特殊部隊群をリプロダクトで再現するには
ベオガム迷彩服

前述した通り、かつてはEA社がリプロダクトを販売していましたが、現在は在庫切れです。基本的に全てのリプロダクトは実物の生産数よりも少量です。いつか買おう、とか思っていると良いサイズから無くなります。基本的に再生産は無い、もしくは非常に時間が掛かります。
EA社/日本国内販売代理店:CLASSIFIED
TCU 1stリプロダクト

こちらはセスラー社が仕様変更して再生産したモデル。基本的な記章が最初から縫われている仕様もあります。
これをベースにディテールアップするのがお手軽かもしれません。記章類はいわゆるフルカラーです。
OG-107リプロダクト

こちらもセスラー社の1964年モデル。残念ながら1964年のトラウザースは速攻で完売しました。
セスラー社/中田商店
記章類
CLASSIFIEDさんで揃えるのが良いですね。
南ベトナム軍民間不正規戦グループパッチレプリカこちらはギレスピー大尉が着用しているOG-107の右ポケットに縫われているモノと同様のモデル品です。

ギレスピー大尉は防空砲兵科(Air Defense Artillery)なんですね。


兵科章と襟階級章も入手できそうです。その他の記章類もカテゴリー別に閲覧できます。いやー良いサイトですね…
ミリタリーインシグニア通販専門店【CLASSIFIED(クラッシファイド)】
とりあえず『DANGER CLOSE 196X』Ver.3(仮)第5特殊部隊群分遣隊の被服についてはこんな感じが基本になるかと思います。被服についてはリプロダクト推奨です。
これらの被服を参考にして、ご参加くださいませ。