2021年08月25日
地雷探査針

年代不明(70~80年代?)の地雷探査針です。

木製の柄を組み立てて、先端に探針を挿し込みます。


先端の探針は角度が変換できます。

中央の兵士が同様(金属製のタイプかな)を所持しています。
アクション映画「アフガン(9 Рота)」で空中散布地雷が登場するシーンで使用されていますね。
2021年08月24日
НА-43(NA-43) スカウトナイフ

以前にも紹介しましたが、全兵科の兵士から羨望の的だったНА-43(NA-43) スカウトナイフを自作した時の写真がありました。
ヒルト(ガード)の形状が特徴的ですね。
日本国内では刀剣に関する法律もあり、実物を個人輸入するのはイロイロと困難です。個人的に刀剣に全く興味がないので、いわゆるコスプレ用に自作しました…

実物の図面があったので原寸大にしてプリント。

ジャンク品のプラモデルからパーツを切り出し。

想像を絶するほど適当に作ってました…

グリップは木工用エポキシパテで作りました。刀身分離式にするつもりで、離型剤を塗ってましたが完全に固着しました…


刀身部にもモールド追加。

この頃は鞘も自作するつもりでした…

何だかんだで鞘を入手しましたが…鞘には入りませんでした…

仕方ないので刀身カット。どうせ実用するわけでもないし。
刀剣類は素材(アルミとか真鍮とかの非鉄金属類)を問わず、然したる理由もなく所有していた場合はトラブルの元になるので、まあ結果オーライでしょうかね。
2021年08月21日
AKS-74Uエアソフトガン 2挺目 続き


前回の続き…ネジ穴は5mmプラ棒を挿入して、メンテナンス可能(分解時にプラ棒を取る)にするか…
なんて思ってましたが、理想と現実は解離してるんだな…と痛感。
ほぼハメ殺し…

ハンドガードのインチキ木目調塗装も上手くいかず。
もっと大胆に木目を描かなきゃダメなんですな。
あとハンドガードのピンも省略。

全体の色調も明るいですな。
GSIクレオスのブラックサーフェーサーだと、もっと焼き付け塗装のヌメッとした感じになるんですが。

リポバッテリーはストックインタイプが収まりが良いです。ウナギタイプはかなり削らないと入りません。

初号機(上)と弐号機(下)。
アカデミー電動AKS74Uは、構成部品が殆どプラスチック系樹脂です。
そのおかげで削ったり盛ったりが楽ちんです。
初速は10禁以上18禁未満。価格も税込で6000円台ならば、十分遊べるんじゃないかな…インドアエアソフトゲームとか。
17420 AKS-74U(電動エアソフトガン)
3挺目はユニットも弄ろうかなぁ。
2021年08月20日
リエナクトを考えてみる。

名著『アフガニスタンのGRU特殊部隊≪1979~1989≫』から抜粋。
「斥候隊員は適切な地形に、擬装を施した監視哨を配置し、"盗賊団"の動向を観察。上級部隊は斥候隊から得た情報を統合し、盗賊団に対する伏撃作戦を立案していた。R392短距離無線、双眼鏡や消音装備、RPG18に注意。」
…こんな感じでしょうか。
ここで紹介している装備のほとんどが、国内で入手可能です。因みにイラスト中央の青い物体は、(恐らく)日本製のシュラフと思われます。

軽量タイプの寝袋は厳寒期での使用には、とても耐えられませんでした。斥候隊員は地面からの冷気を防ぐため藁を挟んだ天幕をグランドシートとして、寝袋内で携帯口糧に付属していた無煙固形燃料を灯して暖をとるような工夫を行っています。
流石に小銃類(AKMS/AKMLS/SVD/RPG18等)はエアソフトガンで代用となりますが…
装備被服に関しても、マブータ戦闘服や冬ガンカ?、RD-54とB-12双眼鏡(同型モデル)、天幕(プラシ=パラトカ)はミリタリーイベントでも入手可能です。
残念ながらエタロン5のような戦闘糧食がありませんが、当時は様々な国(中国や朝鮮等)の缶詰がアフガニスタンには流入しています。
この辺は現用の戦闘糧食から抜粋するか、現代の缶詰を流用するのも良いでしょう。
無線機は国内法により使用が出来ませんが、以前のブログで紹介した民生品トランシーバーを使用するのも間違いではありません。
これはあくまでも一例です。監視哨(OP)の規模は様々です。地形を利用して天幕を低く張った状態のものもあります。

RDー54トルニスター部分にR392バッグを直縫いしているようです。

手前に見えるのは民生品寝袋と思われます。

こちらは監視哨というほどでもないかな…?
どうもリエナクト=個人壕を掘ったり、幕舎を建てなければならない、と深く考えてしまう人が少なからずいるようです。
重要なのは明確な目標を設定して、実行可能なことからスタートすることだと思います。
目標があれば、写真の検索や必要な装備なんかも明確になります。
日本語で書かれた資料がなくても、目標が明確ならば調べやすいですし、思わぬ発見があります。教範に載ってないこととか。
そんなわけで、リエナクトて言葉に怖れずに挑戦してみましょう。
まあ、ミリタリー趣味の人がすべからくリエナクターである必要はありませんが。
2021年08月19日
AKS-74Uエアソフトガン 2挺目

さて、2挺目を購入してから放置していたアカデミーAKSー74U電動エアソフトガンを弄りはじめた。
少しばかり気になっていたリベットモールドを削除して、アルミリベットを後ハメすることにした。

チャージングハンドルも少しだけ伸ばしてみた…地味な改修だし性能には全く寄与しない。

途中経過。ストック基部の溶接跡再現は、もっと大胆にやれば良かった…


リベットは色調を変えて塗装。つーかマスキングすれば良いだけじゃん…あ、マグキャッチ基部のリベット追加は意味があったかも。

仮組みする。最終的にはネジ穴は後ハメ出来るようにする。今週末には完成かな…?
2021年08月19日
5.45×39mmレジン擬製弾(ダミーカートリッジ)

25年ぐらい前は、現在のようなリアルな形状のエアソフトガンも少なくて、ましてやAK74系列のモデルは旧LSさんしかありませんでした…

ボチボチとデコヴァッフェン(無稼働実銃)も現れましたが、その当時もスゲーなと思いつつも猫またぎしていました。
小物ぐらいしか興味がなくって…
当時も7.62×39mmの擬製弾(ダミーカートリッジ)は稀に見かけましたが、小口径5.45は殆んど見なかったです。

そのうち、リアルな製品がどっかから販売されるんだろうと思ってましたが、待てど暮らせど現れず…

仕方がないので?完全に安全処理された擬製弾を、国内業者さんに発注してレジンコピーしました。

軍から支給されている認識票は番号しか打刻されていません。兵士は伝統的な方法として、使用済みの弾薬に個人情報(氏名等)を書いたメモを忍ばせて携行しています。
ぶっちゃけ、これを再現したかった感もあります。

クリップに挿入されているのは塗装したダミー版。
薬筴部はカー用品店で売ってるブロンズカラースプレーです。
本当なら少し希釈してから、エアブラシ塗装した方が綺麗に仕上がります。

こちらも無塗装版をVショーで売ってますが、なかなかアレです…
塗装した方が売れるんでしょうが、面倒くさいのよ。
2021年08月18日
ソビエト連邦乾電池(リプロダクト)




「ついに懐中電灯を入手したぜ!」
「さっそく使ってみるか!」
100均で買ってきた電池を突っ込んで、テストしました。
結果は電球も切れていることなく、無事に点灯しました。
が、何となく面白くないので、ソビエト連邦時代の電池を再現してみました。
世界には色々なコレクターがいらっしゃるので、電池のデザインもすんなり決定。
会社のデザイナー君にお願いしてシール紙に合うように作ってもらいました。複数の画像から繋ぎ合わせて破綻なく再デザイン、レーザープリンタで刷るときの色調も調整してもらいました。
単1/単3/4.5Vがあれば、だいたいの電化製品に対応するはず。
Vショーに出店する時は販売(1セット分)してますが

全く売れません…
最近は電池よりもUSB対応のモバイルバッテリーがメインだもんなぁ…
そのうちに電池も自作しなきゃいけない未来が来るかな…?
2021年08月18日
ГП-25(GP-25) D-Boyエアソフトガン

購入してから時間が経過してますが…
DーBoyのGP-25エアソフトガンです。
かなり良く出来てますね。分解結合は実物通りなんじゃないかな…?
シリアルは、某無稼動銃屋さんで取り扱っていた個体と同じだった気がします。

本体は銃身のロックを解除して、専用バッグに収納します。VOG25用のバンダリア、古い仕様のタイプは見ないですね…

当時も、滷獲品のSKSカービンバンダリアを転用している場合もあります。
VOG25はレジン製ダミー。DーBoyエアソフトガン発売以前に、少数販売された日本製ガレージキットです。

GHK/AKMSに積んでみました。もうエアソフトゲームには参加してないので、完全な座敷銃&盆栽…
2021年08月18日
「レッド・ドーン~そんなに若くない勇者たち~」参加記録

レッド・ドーン~そんなに若くない勇者たち~
昨年の3月に開催されたイベント参加記録です…
当時のイベントレギュレーションはこちら。
https://twipla.jp/events/427884
『概要:90年代前半を想定した、「もしソ連がもうちょい存在してて、日本を一部占領しちゃったら」イベントです。
日本を占領する「IFソ連軍」と日本人レジスタンスに分かれて遊びましょう。
エアガンを使ったサバイバルゲーム形式のイベントですが、シナリオはおおよそ決まっており、勝敗を競うものではありません。
いわゆる「ヒストリカルゲーム(史実じゃないけど)」形式といたします。』
1990年代前半か…というわけで、自分の装備でやりくりして参加してみました。
駐留軍なんだからパリッとした格好じゃなきゃいかんじゃろ、とか脳内妄想しながら装備を組んだ覚えがあります…


戦闘服はブタン迷彩空挺服、帽子のフラップには煙草を突っ込んでます。

煙草はレプリカです。どうせなら古いデザインのセブンスターとかショートホープが良かったかも…

フラックジャケット(防弾ベスト)は6b5にしました。

たすき掛けしているのはR392(分隊無線)、ストラップに交話器をつけています。R392は不動品なので特省無線を使用しています。

90年前後生産の編上靴。トレッドにBB弾が詰まりまくります…
ゲームには参加せず、フィールド内セーフティでクダを巻きつつ、専ら駐留軍に対する無線交換手としてウロウロしていました。
参加者の方々が若かったのが印象的でした…
アラフィフのおじさんは羨ましい限りです。
主催のカタヤMAXさんは「ボスニア199X」を始め、様々なジャンルのイベントを開催されているので要チェックだ!
https://twipla.jp/users/bosnia199x
2021年08月18日
下着類

官給シャツ類。
お馴染み?空挺シャツ(マイカ)は筒縫いになっています。
ロシア連邦になってからは両脇に縫い目があります。
単色シャツは一般兵科用とも言われています
白色(兵用)と青色(将校用)も同じく筒縫いです。

パンツと靴下。
パンツはご覧の通り、いわゆるトランクスです。
比較的にソビエト連邦末期の生産品ですが、軍管区によっては更に古い仕様のものが支給されている場合もあります。
※当時の兵士たちは古臭い下着よりも、何とかブリーフを入手して着用していたようです…

青色の靴下は礼装用とも言われています。
ブルーグレー色は空軍用?
アフガンに展開していた将兵が、運動靴を履いている写真を見ることが多いかと思いますが、靴下なんかも注目するのも良いかも…
また、同地で展開していた特殊部隊員の一部では、押収品のアメリカ軍官給靴下を履いていた例もあります。
当時の従軍者曰く
「品質が良いのだから仕方がない」
なんて仰っていました。
官給品靴下は直ぐダメになっちゃうもんなぁ…涼しいけど。