2021年08月16日
РСП 30(RSP 30)30mm信号弾

РСП 30(RSP 30)30mm信号弾です。
たいてい"リフチク"に差し込まれている、お馴染みの装備かもしれません。本体のステンシルは製造工場と製造年です。

こちらも本体下部のキャップに信号弾の色が塗装され、識別用のエンボス加工が為されています。

当時の斥候隊員達。隊員の大半がRSPとNSPを2本づつ装備しています。

日中の使用時は視認性の高い赤色及び紫色が好まれたようです。
30mm口径までは手で保持しての発射が可能ですが、大口径の信号弾に関しては地上設置での使用が殆どです。

こちらは40mmかな…?
2021年08月16日
НСП&НСП-ОД(NSP&NSP-OD)発煙筒

НСП(NSP)発煙筒。
赤・緑・黄の3色があります。
主に、航空機に対して自身らの位置情報を知らせるために使用されました。使用時は上部のキャップを外して、リングを引き抜くと点火します。
キャップには各色が判別できるように塗装されています。
夜間使用時にも判別できるよう、キャップにはエンボス加工による凸モールドが為されています。
点火色、展開する持ち手に因んでかバッタ(飛蝗)なんて呼ばれていました。

НСП-ОД(NSP-OD)発煙筒。
こちらも同様ですが、燃焼時間が長くヘリコプターの着陸地点指示等で使用されています。

展開状態。持ち手は45°~90°に展開します。
手で保持する以外にも、地面に設置することも可能です。

使用状況。
焚き火に点火する場合にも利用されていましたが、規定違反です…