2021年10月06日
アフガニスタンのMP5について。

有名な写真ですが、アフガニスタン民主共和国の初代革命評議会議長、ヌール・ムハンマド・タラキー氏と警護部隊。MP5A2が確認できます。

MP5はイラン及びパキスタンでもライセンス生産が行われています。
アフガニスタンで使用されているMP5シリーズに関しては、果たして何処の国から流入しているのかは分かりません。

後に"嵐333号作戦"で排除される第2代革命評議会議長、ハフィーズッラー・アミーン氏の警護部隊も同様の装備であったことが、同作戦に参加した部隊から判明しています。

"嵐333号作戦"に参加した特殊部隊員は防弾アーマー(形式不明6b1?)を着用しており、拳銃弾程度ならば防ぐことが出来ました。

それなりの数量のMP5シリーズがアフガニスタンには存在しています。

ただし使用は都市部に限られているようです。ソビエト軍ではAKS74Uやステーチキン自動拳銃といった同種の小火器もあり、MP5には大して興味を持たなかったのかもしれません。

こちらはムジャヒディンでの使用例。アフガニスタンには55ヵ国にも上る国々から様々な武器が流入しています。

ムハンマド・ナジーブッラーアフガニスタン共和国初代大統領の警護要員のようです。スリングに注目。