2021年10月27日
アイボリーコースト作戦とソビエト軍事顧問


いわゆる"ソンタイ・レイダース"の面々。
サスペンダーに取り付けられているAN/PRT-4とAN/PRR-9が格好いいですなぁ…この時代のアメリカ軍装備関係は全部処分しましたが、もったいなかったかなぁ…

でも特省対応のAN/PRT-4とか買っちゃった…
さて、ソンタイ捕虜収容所奇襲作戦(アイボリーコースト作戦)について。
少し古い情報では
「捕虜収容所に隣接していた北ヴェトナム通信学校のソ連軍人と、北ヴェトナム兵、そして収容所の警備兵を全滅させた」なんて書かれています。
しかし、作戦に参加しDistinguished Service Cross(殊勲十字章)を授与されたテリーL.バックラー軍曹を含む隊員たちは、相手の国籍までを確認はしていません。
また、本作戦前にMACVーSOGによって行われた偵察作戦では、中国人(戦術?)教官の存在は確認されたようですが。
この辺りは正直なところ、中国側の資料を丹念に探せば真相は出てくるかもしれません。
普通に考えてみると、アメリカ軍による正式な作戦によってソビエト軍人を死亡させたとなると…国際問題になります。
まあ、若い世代の方々はきちんと下調べている場合が多いので、この手の古臭いネタには引っ掛からないと思います。
アリボリーコースト作戦についてはWikipediaに詳しく書かれています。
もちろん、ベトナム語版のWikipediaもあります。
視点が異なり、かなり読み応えがありますのでお奨めです。
特にベトナムからみた作戦失敗に至った経緯と被害報告など…
かなり衝撃的な内容ですが、こちらも真偽を調べてみるのも一考かも。
参考:
Operation Ivory Coast
Feature: Son Tay - A Story of Success